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歯を失うとどうなる?治療は必要?解決策をご紹介します!

こんにちは、高知市高須のあさぎ歯科医院です。

今回は、歯を失った場合にどのようなことが起きるのか、そして治療は必要なのかということについてご紹介します。

年齢を重ねると、残っている自分の歯が少なくなる傾向にあります。厚生労働省の調査によると、昔よりも歯を失う状況には改善の傾向にあるものの、75歳以上の後期高齢者では本来もっている歯の数(28本)の半数近くを失っているという報告もあります。このように、歯を失うということは多くの人が直面する可能性のある問題です。

歯には1本ずつに役割がある

歯は親知らずを含めると全部で32本ありますが、1本1本に役割があります。上下合わせて8本ある前歯は、食べ物を噛み切る役割をもち、奥歯は食べ物をすりつぶしたり噛み合わせを安定させる役割を担っています。食べ物を噛む以外にも、発音を助けたり、顔の形を整えて表情を豊かにしたり、全身の筋肉のバランスを整えるところにも関わりがあるのです。このように、歯はたくさんお大切な役割を担っており、1本として不要な歯はありません。

歯を失うと何が起こる?

何らかの理由によって歯を失った時、さほど日常生活に支障がないからとそのままにしていませんか?歯を1本失ったところで他の歯ではまだ噛めるし、場所によっては見た目もさほど気にならないから…と治療を受けずに放置してしまっている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、歯は1本でも失われるとお口の中のバランスが崩れ、見た目だけでなく噛み合わせや全身にも様々な影響を及ぼす恐れがあるのです。具体的にどのような影響がでるのか、ご紹介していきます。

歯の機能を失うことでバランスが崩れる

歯が失われた場合、その箇所をそのままにしておくとずっと隙間ができていることになります。その空いている隙間を埋めようとする力が他の歯に働き、周りの歯が少しずつ動くのです。両隣の歯が斜めに倒れたり、抜けた歯と噛み合っていた歯がこれまで通りに噛み合おうとして伸びてくるといったことが起こります。このように歯の位置が変わることにより噛み合わせにも変化が生じ、お口の中全体のバランスが崩れてしまいます。

噛み合わせの変化が全身にも影響を及ぼす

噛み合わせが変化することで、顎関節症や肩こりといった症状が出ることも少なくありません。噛み合わせが悪くなると顎から肩にかけての筋肉や首周りの筋肉の緊張状態が続き、これが肩こりを引き起こす原因になるといわれています。これらの不調が長引くことで、頭痛や睡眠不足などの全身症状が出てしまう恐れもあります。

他の歯や顎への負担が大きくなる

歯を失った箇所の働きを補おうとすることで、他の歯や顎への負担が大きくなります。それにより健康だったはずの他の歯や顎の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。それにより治療が必要になると、結果として治療費もかさむことになり、経済的にも負担が増えてしまいます。

見た目にも変化が出る

歯を失った場所が前歯やそれに近い場所であれば、見た目にも大きく影響します。そのことが原因で人前で笑えなくなるなどコミュニケーションに自信が持てなくなることもあります。また、歯を失うことにより噛む力が衰え、顔の筋力が低下してしまいます。しわやたるみが気になるようになったり、頬が下がって老けた印象になる方もいらっしゃいます。

発音に支障が出る

歯を失って隙間ができると、その隙間から空気が抜けてしまうことで発音に支障が出ることがあります。特に、前歯を使って発音する「サ行」や「タ行」はこの影響を受けやすいとされています。

咀嚼障害から消化器への負担が大きくなる

歯を失うと、しっかりと食べ物を噛めなくなります。特に、奥歯(大臼歯)を失った場合、食べ物を噛み砕く能力が約4割低下するという研究報告もあるほどです。そうなると、食べ物を十分に粉砕せずに消化器官に送り込むことになり、胃や腸などへの負担が大きくなります。

認知症のリスクが高くなる

しっかり噛めないと、脳への刺激が減ってしまいます。これは認知機能にも影響を及ぼし、認知症を発症するリスクが高くなることが最近の研究で明らかになっています。

歯を失ったときの治療の必要性

以上のような理由から、1本でも歯を失った場合はその歯を補うための治療を検討する必要があります。歯を補う治療として挙げられるのが、インプラント、ブリッジ、入れ歯です。これらがどのような特徴をもつ治療方法であるか、ということは次回以降のブログの中でご紹介していきます。ただし、これらの治療方法を比較検討した上で、今は手を出さないという選択肢も全くないわけではありません。無理にインプラントを勧めるようなことは当院ではいたしませんので、患者様お一人おひとりのお口の中の状況やライフスタイルに合わせた最適なご提案をしています。

まとめ

今回は、歯を失った場合にどのようなことが起きるのか、そして治療は必要なのかということについてお話ししました。1本でも歯を失った場合は、それを補う治療をすることで、起こり得る様々な影響やリスクを回避することができます。歯を失ってから時間が経ってしまった方でも、まずは当院にお気軽にご相談ください。

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