こんにちは、高知市高須のあさぎ歯科医院です。
「昔治療した銀歯が気になる…」
「笑うと金属が見えて、口元に自信が持てない」
そんなお悩みをお持ちの方は、40〜60代の女性にとても多く見られます。
銀歯は保険治療で広く使われてきましたが、見た目や経年による劣化の面で気になる点があるのも事実です。
近年は、自然な見た目と健康面を重視してセラミック治療を選ばれる方が増えています。
今回は、大人に選ばれるセラミック治療のメリット・デメリットなどをご紹介します。
なぜ銀歯からセラミックへ?
銀歯は保険適用で費用を抑えられるというメリットがありますが、その一方で次のようなデメリットもあります。
⚫︎経年劣化や二次虫歯のリスク
年月が経つと劣化して歯との間にすき間ができ、そこから細菌が侵入して「二次虫歯」を引き起こすことがあります。銀歯の中で虫歯が進行すると気づきにくく、重症化してから痛みが出ることも。治療を繰り返すうちに歯が削られ、寿命を縮めてしまう場合もあります。
⚫︎金属アレルギーのリスク
銀歯から金属イオンが溶け出すことで、口内炎や皮膚の湿疹など全身にアレルギー症状が現れることがあります。長年問題なくても、ある日突然発症するケースもあるため、金属を使わない治療を希望される方が増えています。
⚫︎見た目の問題
銀歯は口を開けたときに目立ち、特に40代以降の女性から「口元が老けて見える」「人前で笑うのが気になる」といった声をよくいただきます。セラミックは白く透明感のある素材で周囲の歯に自然に馴染むため、治療跡が目立ちにくく、明るく健康的な口元を保てます。
こうした理由から、「自然な見た目」「虫歯の再発リスクの低減」「金属を使わない安心感」を理由に、セラミック治療を希望される方が増えているのです。
セラミック治療の魅力
セラミックは白く透明感のある素材で、周囲の歯と馴染む自然な美しさが特徴です。美容だけでなく機能面でも優れており、大人世代におすすめできる理由がたくさんあります。
⚫︎見た目の美しさ
光の透過性が高く、天然の歯に近い透明感があります。特に笑ったときに銀歯が目立つのが気になる方にとって、自然で明るい口元を取り戻せるのは大きなメリットです。
⚫︎耐久性の高さ
セラミックは金属に比べて劣化しにくく、歯との適合性も高いためすき間ができにくい素材です。そのため二次虫歯のリスクが低く、長期的に安心して使用できます。変色しにくい点も魅力です。
⚫︎健康面の安心
金属を一切使わないため金属アレルギーの心配がなく、歯ぐきが黒ずむこともありません。体にやさしい素材で、長く快適に使えます。
セラミックの寿命
セラミックは、適切なケアを行えば10年以上使えることもある優れた素材です。もちろん毎日の歯みがきや、歯科医院での定期的なメンテナンスは欠かせませんが、銀歯に比べて二次虫歯のリスクが少ないため、結果的に歯の寿命を守ることにつながります。
よくあるご質問
Q. セラミックは割れやすいのでは?
A. 強い衝撃で割れるリスクはありますが、通常の食生活ではほとんど問題ありません。硬いものを噛む習慣がある方は注意が必要です。
Q. メンテナンスは必要?
A. はい。ご自宅での歯みがきに加え、歯科医院での定期的なチェックを受けることで長持ちさせることができます。
Q. 色や形は希望どおりにできますか?
A. 周囲の歯の色調・明るさ・透明感に合わせて調整できます。シェードガイド(色見本)を参考にしながら、ご希望の「白さ」や「形の雰囲気(特に前歯の場合)」を事前に共有いただければ、より自然に馴染む仕上がりを目指せます。
Q. ホワイトニングとの違いは?
A. ホワイトニングは歯を削らずに薬剤で白くする方法ですが、生活習慣などによって白さが元に戻ることもあります。一方セラミックは、人工の素材をかぶせるため半永久的に白さを保てます。
セラミック治療の注意点
⚫︎自費治療となるため保険診療に比べて費用がかかる
⚫︎強い力がかかると割れるリスクがある
⚫︎適切なメンテナンスが必要
ただし、定期的に歯科医院でチェックを受け、日々のケアを続けることで長期間美しさと健康を維持できます。
まとめ
銀歯からセラミックに替えると、自然な白さを取り戻せるだけでなく、虫歯の再発リスクを減らし、金属アレルギーの心配もなくなります。
40代以降の患者さまからは「口元の印象が気になる」「銀歯を白くしたい」といった声を多くいただきます。セラミック治療は見た目の改善に加え、歯を長く健康に保つための大切な選択肢です。
あさぎ歯科医院では、審美性・耐久性・健康面を考慮したご提案を行い、安心して治療を選んでいただけるよう丁寧にサポートしています。銀歯でお悩みの方は、ぜひご相談ください。