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痛みも少なく目立たない!最新のおすすめ歯科矯正

こんにちは、高知市高須のあさぎ歯科医院です。

歯列矯正をしたいと思う人のなかには「痛むのが怖い」「見た目が気になる」などの不安をお持ちの人も多いのではないでしょうか。特に美に対する感覚が研ぎ澄まされている女性は気になるかもしれません。

この記事では、痛みが少なく装着していても目立たない最新の歯列矯正をご紹介します。

目立たない歯列矯正は何がある?

歯列矯正は大きく分けてワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。歯列矯正と聞くと従来からのワイヤー矯正をイメージする人が多いと思いますが、ブラケットという装置とワイヤーが目立ってしまうというデメリットがあります。

歯の裏側に矯正装置を装着する裏側矯正や、ブラケットを目立たないものにするホワイトブラケットワイヤーを選択することで目立たなくすることも可能です。しかし、審美的な面を改善できても痛みを軽減することができません。

痛みも少なく目立たないマウスピース矯正

痛みもほとんどなく、矯正装置も目立たない歯列矯正としてもっともおすすめなのはマウスピース矯正です。マウスピース矯正はブラケットとワイヤーを使用しておこなうワイヤー矯正とは違い、患者様の歯型をもとに制作した透明のマウスピースを歯に装着して歯を移動させます。

装着するマウスピースはプラスチック製なので目立つことなく、見た目も気になりません。また、ワイヤー矯正のようにぎゅっと締め付けられるような耐え難い痛みもなく、精神的な負担も少なくなります。

特に人気を集める「インビザライン」

マウスピース矯正にはさまざまな種類がありますが、なかでも多くの実績をもち、世界各国で使用されているのが、アメリカのアラインテクノロジー社で開発されたインビザラインです。

1日20〜22時間以上マウスピースを装着して、1週間〜2週間おきに新しい段階のマウスピースへと交換することで、歯をゆっくりと移動させて歯列を整えていきます。

インビザラインのメリット

①矯正装置が目立たない

ワイヤー矯正はブラケットやワイヤーが目立ってしまいますが、マウスピース矯正は装着していても透明なので目立つことなく、笑うときも気にせずに済みます。人と対面する仕事をしている人にもおすすめです。

②痛みがほとんどない

インビザラインではマウスピースで歯と歯茎を包み込み、ゆっくりと徐々に力を加えて歯並びを矯正していくため、ワイヤー矯正ほど強い矯正力がかかりません。

ワイヤー矯正は強い矯正力をかけられる分治療期間を短縮できるケースもありますが、痛みや不快感を伴うことも多く、ストレスを感じてしまう人も多くなります。インビザラインは歯にかかる負担も少ないので、ストレスも軽減できます。

③自由に取り外しができる

インビザラインは自由に取り外しができるので、食事中は矯正装置を外した状態で楽しめます。食事制限もないので矯正治療前とほとんど変わらない生活ができます。

④精密な治療が可能

インビザラインは3Dスキャナー(iTero)で歯型を採取します。コンピューター上に映し出された歯並びの移動を3D画像を見ながらシミュレーションすることができます。治療をはじめる前から矯正治療後の歯列を予測できるので、ワイヤー矯正よりも精度の高い治療を可能にします。

インビザラインの治療期間や費用

平均治療期間:約1〜3年

費用相場:全体矯正/60万〜100万円

個人の歯並びが影響するため、治療期間には個人差がありますが、フルで矯正する場合、約1〜3年ほどかかるケースが多いとされています。歯列の度合いが軽度の場合や、部分矯正の場合は、1年もかからずに矯正治療が終わるケースもあります。

まずは歯科医院で自分の歯列を診てもらい、検査と診断を受けて自分はどのくらいの治療期間が必要になるのかを確認しましょう。

インビザラインの注意点

①破損しないように丁寧に扱う

インビザラインは取り外しができる分、取り扱いに気をつけないと破損してしまうことがあるので丁寧に扱う必要があります。お手入れや着脱には気をつけましょう。

②重度の不正咬合には適応できない

抜歯が必要になる矯正や、重度の不正咬合にはインビザラインが適応できないケースが多く、希望したからといって必ずインビザラインで治療ができるというわけではありません。適応症例はワイヤー矯正よりも少なくなります。

③装着時間をしっかり守る

自由度が高いマウスピース矯正ですが、1日20〜22時間以上という装着時間は必ず守る必要があります。この装着時間を守らないと当初の計画通りに治療が進まなくなる恐れがあるので、自己管理は徹底しましょう。

また、新しいマウスピースに交換するときは、夜からの装着がおすすめです。続けて長時間装着できるので、もっとも長時間装着が可能な夜が最適です。

④お口の中を清潔に保つ

マウスピースを取り外して再度装着する際は、しっかり歯磨きをして口腔内が清潔に保たれている状態であることがとても大切です。ケアを怠ってしまうと虫歯や口臭の原因になってしまうので要注意です。

⑤しっかりアタッチメントにはめる

インビザラインは、マウスピースをしっかり歯にフィットさせるためにレジンというプラスティック素材でできているアタッチメントを使います。

マウスピース矯正ではアタッチメントとアライナーがきちんと装着されていることが重要になるので、装着する際はしっかりはまっているか確認しましょう。

⑥マウスピースを装着したまま食事はしない

マウスピースをしたまま味や色のついた飲食物を摂取するのは控えましょう。お水や炭酸水であれば問題はありませんが、装着したまま味や色のついた飲食物を摂るとマウスピースや歯の間に飲食物が入ってしまって不衛生になったり、マウスピースの着色汚れの原因になり、審美的メリットも損なわれます。

まとめ

マウスピース矯正のインビザラインは、痛みもほとんどなく見た目も気になりません。審美的なメリットも大きいので、歯列矯正に不安があるという方にも最適な方法です。

しかし、自分の歯列がインビザライン適用可能かどうかはプロの判断が必要なので、まずは歯科医院で診断や検査を受けましょう。

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